<THE SUPER EXPRESS since 1964>
*** まえがき ***
 当サイトは2006年11月09日をもって開設から1周年を迎えました。こうして開設1周年を迎えることが出来たのも、多くの御来訪者様のお陰です。ありがとうございます。そこで、開設1周年に際してまして、このような形で記念特集を組むことに致しました。今回の特集は「THE SUPER EXPRESS since 1964」と称して、過去に撮影した写真の数々を系式毎にちょっとした解説などを交えながら公開する形を取っています。今まで未公開だった写真が沢山ありますので、是非ともご覧になって頂けると嬉しい限りです。
 尚、下記の選択項目で各系列の紹介文を個別に以下から抽出可能な作りとしました。同様にして" 全系列表示 " を選択すると、全ての系列の記事を再度表示させることが出来るようになっています。どうぞご活用下さい。

TEC Series 0 TEC Series 100 TEC Series 300 TEC Series 500 TEC Series 700
TEC Series N700 TEC Type 922 TEC Type 923 East Shinkansens 全項目表示

T.丸い鼻が特徴的な初代新幹線0系
 まずは0系の引退式での一コマ。この日は467A(東京14時33分発→名古屋17時25分着)に記念乗車した後、後からやって来る473A(東京16時33分発→名古屋19時25分着)で催された引退式を上りホームより撮影しました。あの時は本当に凄い人だったのを覚えています。ホームを移動するだけも東京の満員電車の中を行き来するような感じでした(汗)。
 そして、その隣がは2005年夏に山陽方面へ旅行に行った際、三原駅で偶然出会ったR18編成です。発車案内板に回送表示があったので、何が来るかと待っていたところ原色の0系がやって来てくれました。この色の0系も既に2006年03月をもって廃車になっているので、今となっては貴重な1枚かなって思っています。
引退式での1コマ
*** 1999.09.18 473A 名古屋 *** 三原にR18編成が姿を現した
*** 2005.08.14 6834A 三原 ***

U.鋭い目つきの2代目新幹線100系
 雨上がりの午前中、東海道新幹線を疾走する姿を捕らえたのが最初の写真。この日は曇り空で光量不足だったのが悔やまれますが、それでもきちんと収めることが出来たかなと感じています。やはり16両の100系はいつ見ても迫力がありますね。
 その隣は菊川市内の有名撮影地で撮ったものです。この日は100系の臨時ひかりが数本設定されていたので、それを目的に出撃。その合間には数少ないこだま運用に就く彼らも捕らえていたので、かなり忙しい1日だったのを覚えています。
東京へ向けひた走る姿を捕らえた
*** 2003.07.29 三河安城〜豊橋 *** 菊川市内を疾走する100系
*** 2003.08.10 静岡〜掛川 ***
 今度の写真は浜松駅で撮影したもの。この列車に充当されていたG49編成が同年09月16日の最終運転を受け持つ編成でした。最終運転日は平日であったにも関わらず、その最後の勇姿を見届けようと多くの方々が駅や沿線に撮影に行かれたのではないでしょうか。
 隣は最終運転日前日に岐阜羽島で撮影した最後の上りの臨時列車9332A。本当はラストラン当日の9309Aを私も見送りたかったのですが、どうしても抜けられない用事が入っていたため、前日のこの列車で見納めることにしました。
浜松上1番線に入線
*** 2003.08.10 浜松 *** 引退前日の最終の上り営業列車
*** 2003.09.15 9330A 岐阜羽島 ***

V.新幹線界に革命を起こした3代目新幹線300系
 923形T5編成の走行試験があるということで名古屋駅に出向いたら、いきなり現れたのがこのJ1編成。新ATCに関する試験を行うために大一両へと回送される途中だったようです。あまりの偶然に驚きましたね。
 その隣も、これまた東京駅で偶然出会ったJ1編成。東上する86Aの車内から浜松上2に待機中の同編成をたまたま見かけたことで、この日も巡り逢うことが出来ました。
大一両へ回送されるJ1編成
*** 2005.08.06 7893A 名古屋 *** 東京で巡り逢うとはこの時まで夢にも思わなかった
*** 2005.08.28 8620A 東京 ***
 今度は初夏の夕暮れに鉄路を駆ける量産編成の写真です。こうして見るとJ1編成とは明らかに違いますよね。やはり300系は格好良いです。
 隣は春の陽射しを浴びて東上して行く300系を菊川下の池の有名撮影地から捕らえたもの。快晴だったので、白い車体が一段と映えました。
夕暮れ時に西へと下る
*** 2005.05.29 三河安城〜名古屋 *** 下の池のお立ち台にて
*** 2006.03.19 掛川〜静岡 ***

W.新幹線の王道4代目新幹線500系
 冬空の下、東京へと向かうW1編成を写したのが左の写真です。冬場は日向と日陰の境がくっきりとしていて500系の格好良さが一段と増しますね。
 その隣は夏の夕暮時に西へ向かって疾走する姿を捕らえたもの。果たして、この光景もいつまで見れることやら。
冬の陽を浴びて東上するW1編成
*** 2003.12.13 三河安城〜豊橋 *** 夕暮れ時に西へ向かってひた走る500系
*** 2005.05.29 三河安城〜名古屋 ***
 今度の2枚は山陽新幹線30周年記念『0系ひかり』に乗車した際に博総車内で撮影したものです。着発番線に待機していると、奥の方に500系が見え、その隣には落成したばかりのT5編成の姿も。これにはすかさずカメラを向けましたね。さらに検修庫に入るとそこには整備中の500系の姿もあって、これも貴重な1ショットとなりました。
着発線でT5編成と並ぶ
*** 2005.03.26 博多総合車両所 *** 検修庫の中で整備中のところを1枚
*** 2005.03.26 博多総合車両所 ***

X.快適性を追求した5代目新幹線700系
 まず最初の写真は雪を被る富士山を横目に走り抜ける姿を捕らえた写真です。快晴の冬富士とのコラボはこの時以来、未だに実現していません(汗)。またいつか撮影に出向きたいものです。
 その隣は2004年の大晦日に相生駅にて撮影したものです。この日は大雪と早朝の新倉敷駅におけるポイント故障の影響で、ダイヤが大幅に乱れていました。そんな中、同駅にはのぞみを始めとして全列車が臨時停車。何年か経ったら700系が同駅に停まる光景も当たり前のものとなるのででしょうが、当時はまだ珍しい光景だったと思います。
冬富士を横目に西へ向かうC編成
*** 2002.12.14 新富士〜静岡 *** ダイヤが乱れて臨時停車を強いられた
*** 2004.12.31 相生 ***
 次は秋の夕暮時に東京へ向かって疾走する姿を捕らえたB編成の写真です。この日はDr.YellowやZ0編成も走行したので、充実した1日でした。
 隣と山陽新幹線内だけで活躍するE編成…通称『ひかりレールスター』を狙った写真。E編成の4号車-8号車は2&2シートなので快適です。
上り坂を駆け上がり、三河安城に突入して来た
*** 2006.10.16 三河安城 *** 岡山下本線に停車中のE編成
*** 2004.08.10 岡山 ***

Y.2007年夏にデビュー予定の究極の6代目新幹線N700系
 まず初めは初の東京〜新大阪通し試験日に岐阜羽島駅にて撮影したZ0編成です。本線を走っているその姿を初めて生で見た時は、複雑なその形に違和感を感じました。でも、見れば見る程格好良さを感じたのも覚えています。
 その隣は午前中に浜工から出場して、博総車まで下って行く姿を三河安城で捕らえたもの。この頃から漸く山陽新幹線への乗り入れも本格化して来ました。因みに、三河安城は入線が綺麗に撮れるので、お勧めの駅でもあります。
初の通し試験を岐阜羽島で迎え撃った
*** 2005.07.24 7881A 岐阜羽島 *** 停電ダイヤで西へ下るZ0編成
*** 2005.08.05 7989A 三河安城 ***
 次は2006年06月に東京〜新大阪2往復の行程で行われた走行試験の1往復目の名古屋下1番線入線を捕らえた1枚です。この日は2往復とのことで1日に合わせて4回もお目にかかれたため、充実した1日を過ごせました。
 最後は関西地区までZ0編成の走行試験を追い掛けて撮影に行った際に、三島で迎え撃った写真。走行中のZ0編成を写した写真の中では比較的綺麗に撮れた1枚だと思っています。
この日は東京〜新大阪2往復
*** 2006.06.25 7817A 名古屋 *** 三島上本線を駆け抜けるZ0編成を撮った
*** 2006.07.31 7816A 三島 ***

Z.幸せの黄色い新幹線922形
 T3編成が副本線検測を担当していた時は東京〜博多間を3日かけて計測していました。最初の写真はその3日目の上りを名古屋駅で迎え撃ったものです。今は亡き100系との共演はとても貴重なものとなりました。
 その隣は夜の豊橋駅にひっそりと佇むのを捕らえた1枚です。同編成が完全な予備車となって約1年後のこの日は、新大阪から東京へ回送列車として走行しました。15分程度の停車時間だと予想して行ったら、何と21時12分頃の入線から約30分も停車し、発車時間は21時45分頃。これには本当に驚きました。そのお陰で余命幾許もないであろうT3編成を堪能出来、とても満足しています。
上1番線にT3編成が到着
*** 2003.06.11 982A 名古屋 *** この日は豊橋にて35分もの長時間停車が見られた
*** 2004.09.12 6952A 豊橋 ***
 次の写真は早朝に新大阪から東京へと回送された時に撮った写真です。この日の静岡駅には早朝からかなりの方が来られていました。交検回送は通電ダイヤのため、静岡駅での5分停車というの比較的長い方だったはずです。この時は新大阪07時13分発、東京11時00分着というダイヤで、03時間47分もかけて走りました。
 最後の1枚は、T3編成の最後の上京を捕らえた写真です。愛知万博に向け、8-2-3とさらに過密になった東海道区間を休日運休のスジを跨いで東上。この時も沿線には多くのファンが駆けつけていたことと思います。そして、翌月の2005年05月09日…東京〜博多を約10時間かけて通しで走行したT3編成は、それをもって東海道から姿を消しました。けれども、、同編成の最終運転当日は平日で多忙だったため出撃出来ず(汗)。結局私にとってはこの04月17日の上京が元気な同編成を見た最後の日となりました。
日曜の午前中が非日常に変わる時…
*** 2006.06.25 6952A 静岡 *** T3編成が最後の上京を果たす
*** 2005.04.17 7990A 三河安城〜豊橋 ***

[.最新鋭の検査技術を駆使した923形
 まず最初は浜工の一般公開終了後に構内入れ換えを行うT4編成。フル規格の新幹線が踏切を渡る光景はここでしか見ることが出来ません。やはりいつ見ても迫力がありますね。この日も多くの方がその珍しい光景を写真に収めていました。
 続いては、夏の矢作川を渡るT5編成を写した1枚。測定機器の動作確認のための試運転で東京から博多まで走りました。やはり黄色は青空がよく映えます。
西伊場第一踏切を横断するT4編成
*** 2003.07.27 西伊場第一踏切 *** 矢作川を渡って西へ
*** 2005.08.18 7981A 豊橋 ***
 次の1枚は雪中の米原駅を疾走していくT5編成を捕らえた写真です。この日は大雪に伴う徐行運転のため全列車に遅れが発生していました。雪の中スプリンクラーの水を浴びて走り抜けるDr.Yellowを何としても撮りたいと願っていた私にとっては、念願の写真となりました。
 最後は桜舞う春の日に本線検測で東上するT5編成。およそ04月第2回目の走行日が毎年桜の満開時期と重なるのですが、年に1回しか撮れない組み合わせなので、意外と貴重な1ショットなのかもしれません。
雪の中米原下本線を疾走
*** 2005.12.18 3983A  米原 *** 桜舞う春の日に東上するT5編成
*** 2006.04.17 3980A 三河安城〜豊橋 ***

\.東北・上越・長野・秋田・山形新幹線の今昔
 最後に少しだけ東北・上越・長野・秋田・山形新幹線の写真を紹介します。
 まずは今は亡き東のDr.Yellowこと925形S2編成。仙台へ旅行に行った際に仙総所にも寄り道したのですが、そこで何と着発線にいる黄色い車両を発見(驚)。到着後30分程で発車して行ってしまったので、他の場所へ移動してもう1枚という訳にはいきませんでしたが、それでもお目にかかれて嬉しく思っています。尚、私にとってはこの時がS2編成との最初で最後の対面となってしまいました。
 もう1枚は、東京駅で撮影したN21編成+E926-13の本線検測です。通称『Nサンド』と呼ばれるこの珍編成はE926形S51編成が検査などで動けない時に活躍する編成。この日もS51編成がまだ全検の真っ只中だったために、代わりこの珍編成で本線の軌道検測を行っていたと聞いています。
仙総所着発線に待機中の亡きS2編成
*** 2002.08.27 仙台総合車両所 *** 東京駅を発車して北へ
*** 2006.08.29 7901E 東京 ***

*** あとがき ***
 以上が、今回のサイト開設1周年記念特集「THE SUPER EXPRESS since 1964」になります。これからもご来訪下さる皆様方のご期待に添えることが出来るように努力して参りますので、当サイトを末永く宜しくお願い致します。

*** 開設1周年記念特集:" THE SUPER EXPRESS since 1964 " 終 ***
2006.11.09 THE SUPER EXPRESS since 1964 管理人 YOS



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