*** CONTENTS ***
00.Prologue 01.March Onward 02.Try My Best-1st 02.Try My Best-2nd 03.Preparations 04.After the Gale
05.Mission Again 06.Quest for Dreams 07.Encounter 08.Endeavor to Fight 09.Decisive Stage 10.Return Match
11.Attack Agilely 12.Interception 13.Go on the Attack 14.Hard Fighting 15.Firsthand Inquiry 16.Attack Again
17.Fierce Battle 18.Miracles of God 19.Fierce Attack 20.After the Rubia 21.Confused Battle 22.Sneak Attack
23.Hot Pursuit 24.Immediate Attack 25.Heavily Chase 26.The Last Crusade 27.Epilogue  



 この第10章『反撃編』は2010年晩夏第一回目の遠征最終日となる09月02日の撮影紀行です。夕方には上京して東海道新幹線を撮影していた関係で量自体は少なめですが、見どころはまだまだ沢山あります。

*********************** 電車運用 ***********************
 09/02
 仙台総車
 
 S11 
 
9880B - 9881B - 9882B - 9883B - 9884B -
9885B - 9886B - 9887B - 9888B - 9889B
********************** 電車運用 終 **********************

2-1.北上秋の陣
 02日は06時半頃に起きて早朝の駅へ。狙うは北上折り返しのS11編成です。しかし、その前に八戸〜新青森間での深夜帯走行試験を終え仙台へと戻るJ71編成を撮影。思えば、09月02日は04月13日から行われていた独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構による八戸〜新青森間の走行試験の最終日でした。充当編成がJT編成だったので気に留めてはいなかったものの、01日夜も恐らく993*Bを名乗る盛幹所行きの臨回が何本か設定されていたんでしょうね。
9936B →    
9936Bの発車を見届けると、いよいよS11編成が下2番線へとやって来ます。ただ、入線をどう撮ろうか迷っているうちに列車入線の案内放送が入電する始末です(汗)。
思っていたよりも早くやって来たのでなかなか焦りましたね(汗)。そのため入線は哀しくも失敗…(溜息)。写真がない訳ではないのですが、どうにも中途半端な構図になってしまいました。やはり曇っていても広角気味に撮るべきだったなぁ(涙)。ただ、失敗してしまったものは悔やんでも仕方ありません。そこで、すぐに気持ちを切り替えてホーム中腹へと向かいます。
 下2番線に入線してくれたことで、駅標と良い具合に絡めることが出来ました。下1番線側からでは逆光のため光量バランスが悪く、これと同等の構図では綺麗に撮れないんですよね。停車時間はおよそ30分間あったので、その後は集電系統のパーツ撮りに励みます。


 ↑ 6枚とも、9881B - 9882B


 


 
 08時前には東京方のライトが前照灯へと切り替わったので、そちらから見た編成写真も撮影。入線のカットこそ失敗してしまいましたが、北上で折り返すS11編成を今まで捕えたことがなかった私にとってはどれも良い記録になりました。
2-2.まさかの不戦敗…
 S11編成が仙台へと戻って行くのを見送ると、次は41Bに乗車し隣の新花巻へ。けれども、実はこれが間違った判断だということをこの時の私はまだ気づいていなかったのです(汗)。というのも、次の下り9883Bは新花巻付近で48Bと時間が競っていました。それは分かっていたのですが、恐らく48B発車後に9883Bが通過して行くだろうと見込んでいたんですよね。でも、実際は48Bが発車し加速して行く最中にS11編成がやって来てしまい、為す術無く撃沈という結末です(溜息)。いやはや…、これにはもう唯々落ち込みました(涙)。一ノ関に行っていればそんな心配無く普通に撮れたのになぁ(汗)。今回の遠征での大きな失敗談を一つ挙げるとするならば、恐らくこの新花巻での惨敗した一件でしょうね(汗)。


 ↑ 3003B


 ↑ 43B
 48Bに被られ撃沈した後は、乗車予定の50Bがやって来るまで1時間程。まぁ落ち込んでいても仕方ないですから、残りの時間はS11編成の後追いでやって来る列車たちを狙っていました。そして、09時23分発の50Bに乗って一路郡山へ。
2-3.Return Match VS. S11 - 9884B
 郡山で50Bから272Bへと乗り継ぎ、那須塩原に到着したのは12時29分。いよいよ08月30日のリベンジを果たすための戦いに挑む時です。但し、問題は時間でした。実は私が那須塩原に着いた時、その肝心のS11編成は既に隣の新白河を通過して目前まで迫りつつあったのです。01日の9877B@古川みたくは切羽詰まっていなかったものの、荷物を沢山持っていたので無事捕えられるか心配でしたね。
 272Bを下車した私は下りホーム東京方へ早足で移動。255Bの入線前に可能な限り構図を調整します。その後同列車の発車を見届けると上りホームに列車通過の案内放送が入電し、いよいよ決戦の時を迎えました。
   ← 9884B
時間の無い中でしたが、奮戦の結果は見事リベンジ成功。いやいや、これで30日の悔しい思いも晴れましたよ。超望遠故にピントも合わせにくかったのですが、こうして無事満足いく出来に仕上がったので嬉しく思っています。天気も良く02日一番のVカットとなりました。午前中の運の無さも、この一枚が撮れたので目を瞑ることにしましょうか。
2-4.Interception : Z0 & T5
 那須塩原で大宮へと向かうS11編成を無事仕留めた後は東海道新幹線を撮影するために214Bで東京へ。02日はZ0編成が久々に上京するとのことだったため、02日のS11編成は9884Bで以って切り上げることに。東京からは665Aに乗って小田原へと向かいました。
 小田原で2時間程過ごした後は、675Aに乗車し隣の熱海へと向かいます。同駅ではT5編成の副本線検測を撮影。副本線検測はおよそ2ヶ月に1回しか行われていないので、今回旅程が重なったのは運が良かったですよ。但し、この連載遠征旅行記自体をJR東日本の新幹線の話題を中心に構成しているため、ここへ02日の東海道新幹線内で撮影した写真を何枚も掲載するのは控えたいと思います。 尚、それらの写真は既にPhotoGalleryで公開済みですので、そちらも併せてご覧下さいね。
 熱海でT5編成が上京して行くのを見届けると、681Aに乗車して一路豊橋へと戻ります。こうして2010年晩夏第一回目の東北遠征の全行程を無事終えると、後は密度の濃かったこの4日間を振り返りつつ帰宅の路に就きました。






 
E5系S11編成の耐久試験の他、E6系S12編成の走行風景も無事撮影出来た08月30日〜09月02日の東北遠征。S11編成、S12編成共に効率良く狙えたので出撃した甲斐がありました。全てが上手くいった訳ではありませんでしたが、それでもこれだけ密度の濃い四日間を過ごせて大変嬉しく思っています。そして、08月30日〜09月02日の遠征から2週間が経過した09月14日には2010年晩夏第二回目となる東北地方への遠征を再び挙行。第二回目は予算の関係から往路復路共に夜行バスで現地滞在13時間半・車中2泊というかなりハードな旅程でしたが、S12編成が東北路を疾走する姿を再び沿線で迎え撃つことに成功しました。果たして15日はどこまで思い描いたような撮影が出来たのでしょうか。…その成果は続く第11章『隼撃編』でのお披露目です。…篤とご覧あれ。

*** 第10章 反撃編 終 ***



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