*** CONTENTS ***
00.Prologue 01.March Onward 02.Try My Best-1st 02.Try My Best-2nd 03.Preparations 04.After the Gale
05.Mission Again 06.Quest for Dreams 07.Encounter 08.Endeavor to Fight 09.Decisive Stage 10.Return Match
11.Attack Agilely 12.Interception 13.Go on the Attack 14.Hard Fighting 15.Firsthand Inquiry 16.Attack Again
17.Fierce Battle 18.Miracles of God 19.Fierce Attack 20.After the Rubia 21.Confused Battle 22.Sneak Attack
23.Hot Pursuit 24.Immediate Attack 25.Heavily Chase 26.The Last Crusade 27.Epilogue  



 続く第9章『決戦編』は09月01日分の撮影紀行です。01日はS12編成の営業時間帯における走行試験を撮影すべく、古川とその周辺の沿線撮影地を行ったり来たりしていました。

*************************** 電車運用 ***************************
 09/01
 仙台総車  S11  9884B - 9885B - 9886B - 9887B - 9878B - 9889B
 仙台総車
 
 S12 
 
9872B - 9873B - 9874B - 9875B - 9876B - 9877B -
9878B - 9879B
************************** 電車運用 終 **************************

1-1.日中走行試験の幕開け
 01日はS11編成・S12編成共に昼からの試運転だったことから、朝はゆっくりめに起床。盛岡のホテルを09時頃に出て、東北本線で古川まで南下します。S12編成が日中の東北路を疾走する姿をあと数時間でこの目で見られるかと思うと、期待に胸も膨らみましたね。
3015B →   
古川に着いたのは12時過ぎ。まずはここで最初の9873Bを迎え撃ちます。13時前には本番前最後の練習となる3015Bが通過。明るさや影の位置などを今一度念入りに確認しつつ、決戦へと備えました。その後30分程度経過したところで下りホームに列車通過の案内放送が入電。遠くにS12編成と思しきHID灯が見え始めると、緊張の渦も最高潮に達します。
   ← 9873B    ↑ 9873B 古川通過
奮戦の結果は無事勝利を収めることに成功。いやいや、初戦で出鼻を挫かれなくて救われました。
比較的ゆっくりした速度でやって来てくれたのが功を奏したのかな。9873Bの古川通過を捕えた後は、折り返しの9874Bを狙うべくすぐさま駅を出て沿線の撮影地へと向かいます。01日は仲間の方の運転する車に同乗させて頂くことが出来たので非常に助かりました。
1-2.大松沢の決戦
 向かった先は大松沢のお立ち台です。沿線撮り最初のカットはやはりこの場所でないとね。現地に着くとすぐさま準備を整え、緊張の面持ちでその時を待ちました。既に前走りの3016Bは通過した後だったため、練習は無し。一発本番で確実に仕留めなくてはなりません。それ故緊張感も半端無いものでした。暫くして遠くにS12編成の姿が見えると、いよいよ決戦の時です。狙いを定めて…いざ勝負!!
   ← 9874B
 結果は何とか無事迎撃に成功です。ここまで出向いた挙げ句鼻切れ写真を土産に…なんてことにならず救われました。ただ、実はこの写真少しばかりトリミングしてあるんですよ(汗)。緊張の余り鼻切れという事態は避けられたのですが、逆に若干早く切り過ぎてしまって(溜息)。あと少し引っ張れたら文句無しの位置だったんですけどね。でもまぁ、撮れたことには変わりないので、そこはこうしてトリミングすることで妥協することにしましょう。
1-3.Mission Again VS. S12 - 9875B
 お立ち台で仙台へと吹き抜ける紅玉風を捕えたら、急いで古川へと戻ります。ホームへ上がったのは、折り返しの9875Bがやって来る直前でした。カメラの設定を確認しているとすぐに列車通過の案内放送が入電。いやいや、何とも慌ただしいですね。今度も昼の9873Bの時と同様に少しゆっくりめに来て欲しい…そう願いながらのひと時でした。
9875B →    
ギリギリに掛け込んだので、心の準備が間に合わず失敗するかもと心配していたのですが結果は何とか無事捕獲に成功。でも、今回は予想に反してとても速かったです。恐らく300km/h近い速度だったのではないでしょうか。一本前の9873Bの時とは明らかに速度が違いましたからね。
9885B →    
S12編成の二往復目の往路を無事仕留め終えると、今度はその15分後ろを走るS11編成を狙い撃ちます。こちらは緊張しつつも無事文句無しの切り位置で捕獲に成功。今まで各所で何回か撮っていたこともあって、S12編成の時程は緊張しないで勝負に挑むことが出来ました。
 そして、この9885Bを仕留め終えると再びお立ち台へ。公式HPによると01日は3020Bに充当されるJT編成がポケモントレインで運行予定とのことだったので、S12編成を狙う前に併せてそれも押さえておこうという作戦です。
1-4.夕暮れ時の紅玉風
 お立ち台には駅から20分程で到着。徐々に光線が黄金色に変わっていく中、ポケモンラッピングの施されたJ52編成を迎え撃ちます。その後は沈みゆく夕陽に照らされて本線を果敢に駆け抜けるS12編成を併せて捕えました。


 ↑ 3020B


 ↑ 9876B
 J58編成は問題無く捕獲に成功。初の沿線撮影にしてこんなおまけが付いてきてくれるとは嬉しい限りですよ。ただ、S12編成の方は撮影した際に気合いを入れ過ぎた結果若干上下にぶれてしまいました(溜息)。まぁ若干ぶれたとは言っても、原寸大で見ると何となくぼんやりしているかも…という僅かな程度ではあるんですけどね。けれども、この夕暮れ時の光線で文句無しの出来に仕上げられなかったのはやはり悔しいなぁ(汗)。
1-5.流し撮りで挑む
 9876Bをお立ち台で迎え撃つとまたまた急いで駅へ。明かりのある中でS12編成を狙い撃てるのも01日はこれが最後です。それにしても、ホームへ上がったのとほぼ同時に列車通過の案内放送が入電したのには焦りましたよ。一瞬間に合わないかと思いましたもん。改札を通ってからS12編成迎撃まで2分なかったような気がしますね。
9877B →    
ピントの位置や明るさなどは完璧とは言えないものの、あの短時間でこの仕上がりなら十分合格圏内でしょう。こうして9877Bをどうにか撮影し終えると、いよいよ01日の活動も終盤です。この日お世話になった仲間の方に別を告げ、59Bへと乗り込みました。向かった先は一ノ関です。
次なる獲物は白石蔵王へと向かうS11編成とその後続で仙台へと戻るS12編成。とは言っても、既に日没後だったのでとりあえず記録した程度ですけどね(汗)。結果は対S11編成戦では何とか成果を得られた一方で、対S12編成戦は撃沈にて終了…。
   ↑ 9878B 一ノ関通過 9886B →    
 まぁ、こんなもんかな。流し撮りの腕はまだまだ未熟なので、そうそう簡単には成功してくれません(汗)。それにしても、最後のS12編成はとにかく速かったように感じますね。見た目には300km/hをゆうに超えていたようにも思えました。
9888B 北上通過 →    
 そんな一ノ関での戦いを終えると、61Bで宿泊地の北上へ。最後は盛岡へと向かう9887Bとその返し9888Bを狙います。ただ、出来はどちらも微妙なのでどちらの写真も掲載は割愛で(汗)。でも、流し撮りの良い練習にはなりました。
 そして、この9888Bの捕獲を以って01日の活動も漸く終了。01日も密度の濃い1日で満足しています。




 
01日はS12編成の日中走行試験をとにかく追い掛けた一日だったような気がしますね。遠方に住む身でありながらも日中走行初日にその勇姿を捕えることが出来たのは幸いでした。さて、2010年晩夏第一回目の遠征の旅程も残すところあと一日。次の第10章『反撃編』はそんな09月02日の撮影紀行です。02日も早朝からS11編成の走行試験があったため、朝早めに活動を開始しました。さらに、08月30日に不戦敗で終わった那須塩原にてリベンジを掛けたりもしたので、見どころはまだまだ満載です。是非ともご覧下さいね。

*** 第9章 決戦編 終 ***



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