*** CONTENTS ***
00.Prologue 01.Encounter 02.Preparations 03.Fighting 04.Meet Again 05.Interception
06.Try My Best 07.Decisive Stage 08.Connection-1st 08.Connection-2nd 09.Mission Again 10.Quest for Dreams
11.Fulfill My Wish 12.Firsthand Inquiry 13.March Onward 14.After the Gale 15.Final Approach 16.Epilogue



 続いては、2007年09月26日の撮影紀行である第2章『臨戦編』です。一日を一言で振り返れば『苦有れば楽有り、楽有れば苦有り』と言ったところでしょうか。

**************************** 電車運用 ****************************
 09/26
 仙台総車
 
 S09 
 
9880B - 9881B - 9882B - 9891B - 9892B - 9883B -
9884B - 9885B - 9886B - 9887B - 9888B - 9889B
 (※運転休止:9880B-9881B-9882B-9891B)
*************************** 電車運用 終 ***************************

26-1.予定を急遽変更するも…
 S9編成の走行試験パターンは何通りか存在し、その中の1つに仙台〜北上1往復+仙台〜八戸2往復+仙台〜盛岡1往復という電車運用が存在しています。しかし、この運用はあまり使われることはなく、頻度としては仙台〜八戸3往復+仙台〜盛岡1往復の電車運用のが圧倒的に多いのが実情でした。そのため、今回の遠征でも一応1往復目が北上折り返しの場合の計画を立ててはおいたのですが、早々それに当たることはないと思っていたんですよね(汗)。でも、仙台に宿を取っていた仲間の方からの連絡でちょっと嫌な予感が頭を過ります。そこで、急遽二戸行きを北上行き変更して、盛岡08時30分発の48Bへと大急ぎで乗り込みました。その方からの連絡でまさかの1往復目北上折り返しの運用が施行される可能性が出てきたのです。ただ、同時に運休の可能性も少しあったので、そちらの方も心配でした。
 北上到着後、9881Bの通過予定時刻まで待つこと暫し。が、通過予定時刻になっても一向にS9編成は現れず。下2番線に停車かとも思ってその後20分程待ってはみたものの、本来は9881Bの後に来る3003Bが結局は先に来てしまったのです。


 ↑ 3008B
これで26日の9881B-9882Bの運休が確定(汗)。嫌な予感が的中してしまい、何とも惜しい朝でした(溜息)。あとは昼からの部が運休になっていないことを切に祈りつつ、43Bに乗車して盛岡まで戻るしかありません。
26-2.E2系とE3系の併結風景
 S9編成の走行試験の1往復目が運休ということで、26日の午前中の予定にもかなりの余裕が生まれてしまいます。43Bで盛岡へと戻ったは良いものの、次の目的地であるいわて沼宮内へ停車する3009Bが来るまでさらに1時間の待ち時間がありました。そこで、その待ち時間を利用してまだ未撮影だったE2系とE3系の併合シーンを撮ることにしたんです。目の前で2編成が連結する光景はやはり何度見ても迫力万点ですね。
3010B →   
また時間は多少前後しますが、いわて沼宮内から帰って来た後には3020Bの併合風景も動画で撮影。画質は良くないですが、雰囲気だけでも感じ取って頂けたら嬉しい限りです。


 ↑ 3007B & 3007M 


 ↑ 3020B併合風景 
26-3.いわて沼宮内でS9編成を迎え撃つ
 盛岡での時間調整後は、3009Bに乗っていわて沼宮内へと向かいます。このいわて沼宮内は上下共に非常に撮り易い駅だと聞いていたのでとても楽しみでした。ただ、難点なことも少々…。まず、やって来る列車が上下それぞれ1時間にはやて1本しかないということですね(汗)。しかも、うち同駅に停車する列車は2時間に1本という状態。従って、一旦降りてしまうと最低でも2時間は他の場所に移動出来なくなってしまいます。今回はここで9883Bと9884Bを撮る予定だったので、滞在時間は3時間40分程。しかも到着してからの40分間は列車が1本も通らない時間帯でした。最初は上り3014Bの通過を下りホーム八戸方から撮影。その後、今度は下りホーム盛岡方に行って下りの3013Bを撮影。いわて沼宮内から上り方向を望むとこんな迫力ある写真が撮れます。と言っても、掲載している写真はかなりトリミングしていますので、原寸大でここまで写そうとすると超望遠レンズでも無い限り厳しいのですが…。


 ↑ 3013B


 ↑ 3016B


 ↑ 3018B
 3013B通過後は翌27日の計画を練りつつ空き時間を潰していました。そして13時14分、下りホームに列車接近の案内放送が入電。いよいよ26日最初のS9編成がやって来ます。緊張しつつ待つこと暫し、13時16分に9883Bがいわて沼宮内へと姿を現しました。結果は無事成功。いやいや…待った甲斐があったというものです。その後すぐに上り3016Bが入線。しかし、こちらは場所を移動している余裕がなかったので、下りホーム盛岡方からホームに差し掛かるところを狙います。因みに、こちらも少々トリミング済だったり(汗)。でも、八戸方で3016Bを狙っていなくて良かったです。そうしていたら、危うく9883Bを撮り過ごすところでした(汗)。危ない危ない。


 ↑ 9883B


 ↑ 3015B
 9883B通過後、下りは少ししてから3015Bが入線。3013Bの時は横アングルで狙いましたが、今度は9883B同様構図を縦にしての撮影です。そして、3015Bが八戸へ向けて発車して行くとまた40分弱は何も列車が来ない時間帯に突入。なので、ここはホームの椅子で寛ぎながら先程と同様に翌27日の行動計画を再考しつつ休憩していました。その後は14時22分に定刻通り3018Bが通過して行くのを撮影。3018B通過時はきちんと陽の光も射してくれたので満足行く1枚となったかな。さらにその20分後には、八戸で折り返して来たS9編成がやって来ます。緊張しながらも何とか成功。光線状態は最良だったので、満足のいく1枚を残すことが出来ました。
 ← 9884B
26-4.夕暮時の下2番線停車
 いわて沼宮内での撮影後は3020Bに乗って盛岡へ。そこで62Bに乗り継いで再び北上へと繰り出します。朝は運休で見事に外しましたが、今度はちゃんと来るはずだ…そう思っていました。そうしたら…来たには来たのですが、想定外の下2番線停車です(焦)。通過時刻までまだ時間があったので余裕綽綽と準備していたら、『まもなく11番線に回送電車が到着致します。この電車にはご乗車出来ませんことを…』といきなり放送が入電する始末(汗)。これにはかなり焦りました。下1番線に入線する列車は案内表示が出るのですぐに分かるのですが、下2番線に入る列車の案内は表示されないのが落とし穴です。大急ぎで停車モードに構図を切り替えてやって来るS9編成を捕獲。本当は下1番線だと薄らと橙色に染まる中撮れたんですけどね(汗)。まぁ、それは次の機会に期待するとしましょうか。北上でまさかの折り返しかとも一瞬思ったのですが約5分停車した後に八戸方向に下って行ったので、どうやら時間調整のために停まっていただけの模様。


 ↑ 2枚とも、9885B


 


 ↑ 3020B
26-5.夜は盛岡で迎え撃つ
 57Bを盛岡で下車すると、その約20分後八戸方向から9886Bが入線してきました。停車時間は2分程度だったのでここは先頭車であるE954-1のみ撮影。
9886B →   
 9886B撮影後は改札外へ出て夕食を済ませた後、再び20時前に下りホームへと上がります。前日の25日と同じく9887B-9888Bの折り返しを撮影するためです。25日は八戸方先頭車のE955-8が前照灯ののうちに撮ることが出来なかったため、今回はそのリベンジも兼ねています。勿論26日はしっかりと押さえられました。それからE954形のパーツ撮りを少ししたところで10分間の撮影タイムは終了。発車時間です。


 ↑ 2枚とも、9888B 


 


 ↑ 9887B
26-6.二戸往復乗り鉄な旅
 9888Bを盛岡で見送ると、26日のS9編成の撮影も全て終了。本当はこのままホテルに戻っても良かったんですが、八戸発仙台行の最終のはやて3098Bに乗ってみたかったので3029Bで二戸へ。この3098Bは、『はやて』の名を名乗っているにも関わらず仙台まで各駅停車ですからね。話の種に…という感じです。二戸では4分差で折り返すことが出来たので、階段から入線する3098Bを撮影してから乗車することにしました。これに乗り過ごしたらまずいと思いつつもしっかりと記録(苦笑)。その後余裕を持って3098Bに乗車し再び盛岡へと帰って来ました。
3098B →   
そして、この3098Bで盛岡へと戻って来ると漸く26日の活動も終了。ホテルへと戻り翌最終日へと備えました。




 
こうやって見てみると、流石に25日程ではありませんが26日も内容の濃い1日だったように思います。午前中のS9編成には惜しくも振られましたが、午後にそのリベンジも出来ましたし満足のいく1日でした。これで東北地方での滞在期間はあと残すところ1日。滞在最終日の27日も朝からS9編成を追い掛けたりS51編成を撮影したりと、また充実した1日だったように感じます。という訳で、そんな2007年秋の東北遠征を締め括る最終日の撮影日記第3章『応戦編』も是非とも御覧下さいね。

*** 第2章 臨戦編 終 ***



BACK TOP CLOSE NEXT

inserted by FC2 system