*** CONTENTS ***
00.Prologue 01.March Onward 02.Try My Best-1st 02.Try My Best-2nd 03.Preparations 04.After the Gale
05.Mission Again 06.Quest for Dreams 07.Encounter 08.Endeavor to Fight 09.Decisive Stage 10.Return Match
11.Attack Agilely 12.Interception 13.Go on the Attack 14.Hard Fighting 15.Firsthand Inquiry 16.Attack Again
17.Fierce Battle 18.Miracles of God 19.Fierce Attack 20.After the Rubia 21.Confused Battle 22.Sneak Attack
23.Hot Pursuit 24.Immediate Attack 25.Heavily Chase 26.The Last Crusade 27.Epilogue  



*** 第12章〜第13章執筆にあたり ***
 2010年08月30日から09月02日及び同年09月15日のE5系S11編成・E6系S12編成の撮影紀行が先の第7章〜第11章でした。耐久試験のため走り込みを続けるS11編成と人知れずひっそりと基本性能試験をこなすS12編成。彼らの勇姿を少しでも多く迎え撃つべく、二度に渡って東北地方への遠征を挙行したのは記憶に新しいことです。まぁ、第一回目の遠征で初日からS11編成の走行試験が運休になった時はどうなることかと思いましたけどね。でも、その後は何事も無く収穫多き遠征となったのは幸いでした。
 S12編成はその後09月下旬から10月中旬に掛けて田沢湖線盛岡〜大曲間でも走行試験を実施。ただ、いずれも深夜時間帯のみの走行で撮影するのは非常に困難だったことでしょう。他方で、S11編成も60万km走破に向けた耐久試験を連日のように続けていました。
 そして、10月26日にはS11編成とS12編成による待望の併結走行試験が始まります。最初は夜間のみの走行だったのですが、11月10日からは日中にも走行試験を開始。昼間に走り始めたことで、一層注目を浴びるようにもなりました。しかし、基本性能試験としての併結走行試験も11月末には早々と終了。仮設のセンサー類も殆ど撤去され、両者は再び個々に走行試験を行うようになってしまいます。
 そんな中、12月09日〜10日にはS11編成とS12編成が停車位置確認を目的に再度併結して本線上に登場。しかも、各駅停車で上京するとあれば出撃しない訳にはいきません。仙台以北での併結走行試験には都合が付かず出撃出来なかったこともあって、私にとっては併結編成を狙う絶好の機会でした。平日の忙しい合間を縫っての遠征だったため日帰りを余儀なくされましたが、それでも二部構成という量の多さを見て頂ければ充実した一日だったことはお分かり頂けるのではないかと思います。どうぞ最後までご覧下さいね。

 では、まずは旅の前半を綴った第12章『迎撃編』からどうぞ。

********************************** 電車運用 **********************************
 12/09
 上一運所  S11  9630B - 9631B - 9632B - 9633B - 9634B - 9635B - 9636B - 9637B
 上一運所  S12  9630B - 9631B - 9632B - 9633B - 9634B - 9635B - 9636B - 9637B
********************************* 電車運用 終 *********************************

9-1.戦いに備えて
 09日は夜行バスにて東京入りし、東北本線経由で那須塩原へと向かいます。ホームに上がったのは09時半前で、天候は薄曇り。那須塩原は東北新幹線では珍しい曲線上に位置する駅。それ故に他所よりも迫力ある写真を撮ることが出来るんですよね。到着後は早速望遠レンズを装備して曲線区間を颯爽と通過して行く列車達を仕留めます。


 ↑ 3017B


 ↑ 210B


 ↑ 129B
 望遠での撮影が好みである私にとってこの超望遠での構図は申し分ありません。09月に訪れた際には上り列車に照準を当てていたので、今回は下り列車主体の位置で陣を構えていました。どれも迫力ある画に仕上がったので満足しています。


 ↑ 14B


 ↑ 53B


 ↑ 128B
 R1編成やK47編成のような特徴ある編成はやって来ませんでしたが、列車本数がまだ比較的多い時間帯だったこともあって充実したひと時だったのは間違いありません。11時を過ぎると徐々に天候も回復して来たため、上り列車に照準を変更。4108Bは270Bを追い抜くところを望遠で、また136Bは上りホームから構内へ突入して来るところを広角気味に狙ってみました。


 ↑ 136B


 ↑ 4108B & 270B


 ↑ 1134B


 ↑ 214B


 ↑ 131B
 12時半には214Bに充当されたK43編成が上1番線へと入線。200系もE5系が増備され始めたらあっという間に現役を引退してしまいそうなので、今のうちに少しでも多くその勇姿を記録しておきたいものですね。
9-2.那須塩原の決戦
 214Bを見送ったところで那須塩原での寛ぎタイムも終了。次はいよいよ併結編成を迎え撃つべく臨戦態勢へと入ります。下りホーム新青森方へと移動した私は、カメラの設定を念入りに調整しながらその時を待ちました。暫くすると回送列車入線の案内放送が入電。それから程無くして遠くの方にS11・S12併結編成が見え始めると、緊張感も一気に高まります。
 奮戦の結果、変な写り込みも無く無事併結編成を仕留めることに成功。いやいや、遥々出向いた甲斐がありましたよ。そして、実はこのカットこそ最初の撮影地を那須塩原に決めた最大の理由でもあったのです。というのも、併結編成はご覧の通り上本線から渡り線を渡って下本線に進入した後、そこからさらにもう一度ポイントを渡って下1番線経由で下2番線へと入線しています。現行のダイヤでは上りで那須塩原止の営業列車は存在せず、また運用上の都合で走る定期回送列車も少なくとも日中にはこのような形で下りホームへ逆走入線して来ることはありません。それだけでも貴重なのに、加えてそれが走行試験中のS11編成とS12編成の併結編成と来れば、もう是が非でも出撃しなには行かなかったという訳です。こういった「日常では見られない光景」を記録することも、試験専用車両や量産先行車の走行試験を追い掛ける大きな醍醐味なのだと改めて感じたひと時でした。
 下2番線への入線を狙い終えると、急いでレンズを付け替えて停車中の併結編成を撮影します。最初に向かったのは勿論併結部付近。特に、S11編成側から撮ったカットは今後貴重なものになるかもしれないので、忘れずに記録しておきました。もしも次回併結状態で入線確認が行われる機会があったとしても、S11編成がその役を担う保証は無くU編成である可能性も捨て切れませんからね。
 下2番線に入線した併結編成は折り返し9631Bとして那須電へ入庫するとのこと。そこで、足早に両者の併結風景を記録します。停車時間は10分少々あったものの、片付けの時間を差し引くと発車時間まで然程余裕はなくなかなか焦りました。それにしても、E5系とE6系が併結すると相当の存在感がありますね。流石併結車両の両先頭の鼻先だけで中間車1両分に匹敵する長さを有するだけはあります。S12編成が前照灯に切り替わる頃には再び17号車端へと移動して、発車までそこでS12編成を撮っていました。

 ←↑ 全て、9630B - 9631B
 入線から10分少々経つと下りホームへ回送列車発車の案内放送が入電し、下2番線から併結編成が動き出します。折角なので後追いも望遠で狙えるだけ狙ってみました。尚、那須電ではP1へと入庫したとか。それを見届ると、この那須塩原での決戦も終わりを迎えます。



 
前半の第12章はここまでです。まず前半戦の収穫は何と言っても併結編成の下2番線逆走入線ですね。普段は見ることの出来ない光景だけあって撮影時も緊張しましたが、無事迎撃に成功してほっと一安心と言ったところです。そして、次章が今回の2010年12月の関東遠征の後半を綴った第13章『攻勢編』です。まだまだ見どころたっぷりな内容となっていますので、是非とも続いてご覧下さいね。

*** 第12章 迎撃編 終 ***



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