*** CONTENTS ***
00.Prologue 01.March Onward 02.Try My Best-1st 02.Try My Best-2nd 03.Preparations 04.After the Gale
05.Mission Again 06.Quest for Dreams 07.Encounter 08.Endeavor to Fight 09.Decisive Stage 10.Return Match
11.Attack Agilely 12.Interception 13.Go on the Attack 14.Hard Fighting 15.Firsthand Inquiry 16.Attack Again
17.Fierce Battle 18.Miracles of God 19.Fierce Attack 20.After the Rubia 21.Confused Battle 22.Sneak Attack
23.Hot Pursuit 24.Immediate Attack 25.Heavily Chase 26.The Last Crusade 27.Epilogue  



 続いては、2010年02月04日から05日に掛けての撮影紀行である第4章『追撃編』です。24日は朝からE5系三昧な半日でした。

************************** 電車運用 **************************
 02/04
 仙台総車  S11  9636B - 9637B - 9638B - 9639B
 仙台総車  R21  9636B - 9637B - 9638B - 9639B
************************* 電車運用 終 *************************

4-1.小山の戦い
 04日は09時頃には駅へと上がってR21編成を先頭にやって来る併結編成を待っていました。9637Bの到着まで比較的余裕があったことから、まずは同駅を通過して行く営業列車を狙い撃ちます。


 ↑ 4B


 ↑ 47B


 ↑ 106B
 10時過ぎになると構図を調整して、本番に備えました。前走りの253Bが発車して少し経った頃、下1番線へ回送列車到着の案内放送が入電。いよいよ併結編成が小山へとやって来ます。


 ↑ 3枚とも、9637B


 ↑ 9637B 小山入線
 結果は望遠でのカットも広角でのカットも良い感じに決まってくれたので嬉しく思っています。特に広角でのカットは青空がとても映える1枚になりましたし。3013Bを待避するために5分程下1番線へと停車した9637Bは10時39分に同駅を発車。それを見送ると、私もすぐさまホームを後にしました。その訳は、9637Bの行き先が仙総所ではなく小山新幹線車両センターだったから。検修庫へ入らず着発線で待機してくれていれば、その様子を少しくらいは撮影出来るだろうと考えたのです。
4-2.狙うは待機中の併結編成
 小山新幹線車両センターに着くと、有り難いことに併結編成は一番西側の留置線に停まっていました。そこでここぞとばかりに敷地外のど正面からS11編成を狙い撃ちます。小山新幹線車両センターの着発線に停まっている車両は敷地外からでも比較的撮り易いので嬉しい限りですね。
到着時は尾灯だったのですが、途中から前照灯に切り替わったのでありがたく思いました。駅から急いで出向いた甲斐があったというものです。到着して暫くの間は着発線に待機中のところを撮影。すると、少し経ったところで併結編成がゆっくりと入換線へ移動し始めたんです。さらに入換線で20分程度停車し、同編成は検修庫へと入庫して行きました。それを見届けて私も車両センターからは撤収と言った感じでしたね。その後は昼食を調達しがてら折り返しの9638Bを狙うべく駅へと戻りました。
4-3.小山の戦い 〜 再び 〜
 小山新幹線車両センターから駅へと戻って来た私は、上りホーム仙台方に陣を取って9638Bの入線を待ちました。13時10分頃には回送列車入線の案内放送が入電し、併結編成が姿を見せます。


 ↑ 3枚とも、9638B


 


 
 光線状態が思っていた程良くなかったのが悔やまれる箇所かな。入線時のカットは想定では車体側面にもっと光が回り込んでくれている予定だったのですが、どうも予想が甘かったようです。9638Bを送り出した後は、今回の遠征での最後となる併結編成を迎え撃つために214Bで大宮へ。
4-4.最終決戦は大宮で
 9639Bの大宮入線番線が16番線だったため、入線時のカットをどう撮ろうかひたすら迷っていたなぁ。結局は望遠で渡り線を渡って来る所を狙ったのですが、結果は微妙な出来になってしまいました。E5系がE3系の後ろに隠れてしまって、出来栄えとしてはあまり良くありませんね(汗)。
3枚とも、9639B ↓→   
 停車後は10分程度の停車時間の間に形式写真と併結部付近のカットを撮影。元々大宮ではパーツ撮りをメインにと考えていたので、入線は微妙な出来になってしまったものの行った甲斐はあったと思います。
15時頃には駅員氏から回送列車発車を告げる案内放送が入り、9639Bは大宮を発って仙総所へと帰って行きました。こうして2010年02月の関東遠征におけるE5系S11編成の撮影は無事全行程終了。この後は少しだけ別の場所へと寄り道し、翌日に備えて宿泊先へと帰還しました。
5-1.Series 500 in Tokyo
 E5系の撮影自体は04日で終了したのですが、05日は東海道新幹線を中心に関東地方にて活動を続けていました。05日は7152Aに500系が充当される数少ない貴重な日。7152Aに500系が充当されると、定期運用では見られなくなってしまった東二両への入出庫が見られるんですよね。そのため04日で帰るのは勿体無いだろうと判断し、もう1日関東に滞在する計画としたのです。但し、この連載遠征旅行記はJR東日本の新幹線の話題を中心に構成しているため、ここで05日の東海道区間での活動を事細かに綴るのは控えたいと思います。
5-2.7193A(W8編成): 東京18時13分発→名古屋19時57分着
 2010年02月の関東遠征の締めは同年02月28日を以って東海道新幹線から撤退することが決まっていた500系への乗車です。今回は今まで乗ったことの無かった7193Aを選んでみました。私にとってはこれが東海道新幹線内で500系に乗る最後の機会。そこで今回はEX予約グリーンプログラムのポイントを利用して8号車への乗車を決め、G車の車内から東海道での走りを堪能することにしたのです。
*** 車内放送 ***
 ・ 7193A 東京発車  ・ 7193A 名古屋到着
混み具合はそれ程でもなく周りに他の乗客があまりいなかったこともあって、ゆったりと過ごせたかな。車内では500系特有の車内放送を録音すると共に、ひとときを読みながら寛いでいました。そうしているうちに、W8編成充当の7193Aはあっという間に名古屋へと到着。

 そして、これにて2010年02月の関東地方への遠征も無事終了するに至ります。後はこの3日間の出来事に思いを馳せつつ、在来線を乗り継いで帰路へ就きました。

▼.第3章〜第4章執筆を終えて
 2010年02月の3日間に及ぶ関東地方への遠征では、やはり何と言ってもE5系S11編成とE3系R21編成の併結走行試験を迎え撃つことが出来たのが一番の収穫だったと思っています。天気も全てとは行きませんでしたが、比較的好天に恵まれたこともあって満足のいく条件で撮影することが出来ました。
 ここに、この場をお借りして今回の遠征に関わって下さった全ての皆様に対してお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。また、いつも当サイトにお越し下さっている皆様には大変感謝しております。ありがとうございます。
 これからもご来訪下さる皆様方のご期待に添えることが出来るように努力して参りますので、当サイトを末永く宜しくお願い致します。
 さて、E5系の営業運転開始が1年後に迫る今、同編成の走行試験は全盛期を迎えている頃ではないでしょうか。
2010年01月中旬から始まったE3系R21編成との併結走行試験も02月中旬には早々と終了。03月現在は再びS11編成単独での走行試験が行われています。今後の予定としては04月から始まる八戸〜新青森間での走行試験及び、全線での乗務員訓練などまだまだS11編成にとっては大忙しの日々となることでしょう。さらにはE6系の量産先行試作車S12編成も間もなく登場することから、2010年秋頃にはそちらとの併結走行試験も行われるのではないかと考えています。
 私としては、2010年内に大宮以北でまた再び陽の光を浴びて走るS11編成を捕らえたい…というのが今考えている近場の目標でしょうか。残念ながら第2章の執筆を終えた際に掲げた『2010年の春先までを目途にまた再び東北地方に出陣して雪中のS11編成を迎え撃ちたい』という願いは叶いそうにありません。けれども、E5系S11編成が"S11"であるうちにまた時間を見つけてその勇姿を見届けることが出来たら良いですね。東北路を軽やかに吹き抜ける茜翠の風にそんな切なる想いと希望を乗せて、今後も活動して行きたいものです。

*** 第4章 追撃編 終 ***
2010.03.06 THE SUPER EXPRESS since 1964 管理人 YOS

◆.追記
 2010年02月の関東地方での再会から約二ヶ月が経過した2010年04月下旬。今度は仙台以北で営業時間帯に鉄路を駆けるS11編成の勇姿を捕えることを目的に、東北地方へと出陣して来ました。仕事が多忙を極めていた03月が終わって一段落した04月下旬に万全の態勢とは言えないまでも何とか都合を付け、旅支度を整えました。今回はまだ東北地方では捕えていなかった営業時間帯に本線を疾走するS11編成の姿を少しでも多く捕らえようと奮闘。その甲斐あってか、現地では折り返しの際の停車時間が長い・足回りの見える番線へと入線するなどと言ったかなりの好条件下で撮影に臨むことが出来ました。忙しい平日の合間を縫っての遠征だった故に丸々2日間S11編成を追い掛けることは叶わなかったものの、先述のことを考えれば密度としては十分濃かったと考えています。そして、その時のE5系S11編成の勇姿を記録した撮影紀行が次の第5章『再撃編』及び第6章『探求編』です。是非とも引き続いてご覧下さいね。

2010.05.05 THE SUPER EXPRESS since 1964 管理人 YOS



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