*** CONTENTS *** March Onward Firsthand Inquiry Enjoy to the Full


 続いては17日の撮影紀行である『共演編』です。秋晴れの新潟新幹線車両センターに勢揃いした六編成の堂々たる勇姿を篤と御覧下さい。

************ 電車運用 ************
 10/17
 仙台総車  S11  9722C - 9623B
 長野運所  N10  9724C - 9825E
 仙台総車  R10  9718C - 9619B
************ 電車運用 終 **********

17-1.Preparation for the Opeing
 17日は09時前に新潟を発つ列車に乗り、新潟新幹線車両センター付近へと向かいました。当日は10時開場の予定だったため、まずは車両達の様子を窺うべく東新潟で一旦下車。そこから少し歩いた公道上より車両センター内を見渡します。
 到着時はまだ車両を並べている最中でしたが、少し待つと作業も完了しいよいよ堂々たる勇姿が着発線に出揃いました。順光で青空という最高の条件の下だったので、開場前に言っておいて正解だったと思います。
 当初は雨模様の予報だっただけあって、これだけ晴れてくれて本当に嬉しく思っています。この場所からは開場時刻となる10時頃まで撮影していたかな。その後はいよいよ場内へと入るべく、車両センター正門の方へと向かいました。
17-2.六編成の華麗なる勇姿
 場内に入ると、早速撮影会場へと向かいます。会場となった着発線付近には既に仲間の方が多数居り、皆さん各々の構図で六編成の華麗なる勇姿を記録していらっしゃいました。そこで、自分も早速活動を再開。その堂々たる勇姿を思う存分狙って行きます。
 撮影順と掲載順は必ずしも同じではないですが、このような全景も欠かさず撮影しました。こうして見るとE5系が他の車両と比べてやたらと鼻が長いのもよく分かります。でも、そのお陰で広角で撮ろうとするとこれがまた大変で…(汗)。上の写真でもE5系は顔が全て入り切っていませんが、位置的にはこれが限界だったのでどうか許してやって下さい。その他、各車両達のアップも何枚か狙ってみました。
 どのペアでも貴重な共演であることは間違いないため、とにかく無我夢中で撮りまくっていたような気がします。
 また、E3系とE5系だけは少し離れたところから望遠でも捕獲。ただ、最初は手持ちでこの超望遠な構図に挑んでいたので、なかなか上手く撮れなかったんですよ(汗)。結局30分程粘ったところで手持ちでの撮影は諦めて仲間の方に三脚を借り、それで以って再挑戦です。そのお陰もあって最終的には満足のいく画に何とか仕上げることに成功。いはやは、この構図で満足のいく1枚が撮れるまで何だかんだ言って1時間以上も掛かってしまいましたが、四苦八苦して頑張った甲斐はありました。
 結局、華麗なる六編成の共演を思う存分に撮影して会場から出たのは何と閉場間際。振り返ってみると4時間以上もあの場に居たことになるというのだから驚きです。でも、きっとそれだけ価値のある撮影会だったのでしょうね。
17-3.秋祭り後夜祭 〜 Send-off at Niigata.st 〜
 新潟新幹線車両センターを出て一旦ホテルへと戻ると、一休憩の後今度は駅へと繰り出しました。ホームへ上がったのは16時半頃だったかな。次に狙うは展示された車両達の返却回送。17時過ぎから1時間半の間にE2系・E3系・E5系が順次新潟を発って行く運用が組まれていたため、迎え撃つ側としてはとてもありがたいダイヤです。
342C →   
 17時半を過ぎた頃に上1番線へ回送列車到着の案内放送が入電すると、いよいよ最初の標的が駅へとやって来ます。私の居た上りホームにも連続してやって来る返却回送列車を見届けるべく多くのファンが集まっていました。
案内放送から2〜3分でゆっくりと列車が上1番へと入線。先陣を切ってやって来たのはR10編成です。副本線故に足回りまで綺麗に写せなかったのが悔やまれるところではありますが、それでも新潟の地に現れたE3系0番台を無事迎え撃つことが出来て良かったと思っています。
   ← 9718C
 R10編成を送り出すと、次は20分差でE5系が下本線へと舞い込んで来ます。三列車のうち対向列車無しで本線に在線している時間があったのはこのE5系S11編成の返却回送列車のみ。そのため、より一層の気合いを入れてこの決戦に臨みました。…17時55分過ぎ、下本線へ回送列車到着の案内放送が20分前と同様に入電。案内放送から少しすると前照灯が遠くに見え、ゆっくりとS11編成が下本線へと入線。
 まずはホーム中央付近から編成を流し撮り。連写で撮ったところ、どのコマも良い感じに車体と同調してくれていたので、一安心といったところかな。9722Cは下本線10分停とのことだったため、停車後は編成写真を撮影するために一旦陣地へと帰還します。
 このカットも新潟らしさがよく分かる1枚になったのではないかな。無事撮れて嬉しく思っています。その後6344Cが入線して来るまでは、手持ちでパーツ撮りをしていました。…5分後、今度は上本線に6344C到着の案内放送が入電。それを耳にした私は、なかなか見ることの出来ないE1系とE5系との並びを撮るために再び陣地へ。同列車の入線を遠くに見ながら、急いでカメラの設定を変更します。緊張のひととき…。
6344Cとの並びも無事に押さえることに成功。上の編成写真撮影時同様、当に行った甲斐を見出せた瞬間でした。こうして本戦とも言える始めの5分間はあっという間に終了。残りの5分間は下りホームから背にM4編成を絡めつつ、その姿を撮っていたかな。
4枚とも、9722C ↑→   
 18時08分、6344Cの露払いとしてS11編成の返却回送列車9722Cは新潟を後にしました。次に同編成がこの地に訪れるのは何時になるのか分かりませんが、またそういう機会があったら是非とも狙いに出撃したいものですね。
 S11編成発車した5分後に、今度は上本線の6344Cが発車。それを見送ると駅にも束の間の静けさが戻りました。でも、まだ戦いが終わった訳ではありません。最後はその20分後にやって来るN10編成の返却回送を迎え撃ちます。


 ↑ 2枚とも、9724C


 
 N10編成は下本線への入線ではあったものの、対向の上本線に6333C-6348Cが折り返し運転で居座っていたので下りホームから狙うことに。でも、入線を駅標と絡めて無事撮ることが出来たので満足しています。そして、このN10編成の発車を以って秋祭りの後夜祭である返却回送ラッシュも終わりを告げ、それと同時に私の17日の活動も終了しました。






 
新潟新幹線車両センター一般公開に参加した17日。車両センター内では普段は撮れないような勢揃いの様子を満足いくまで堪能出来て充実感たっぷりの1日を過ごせました。さらには、後夜祭となった夕刻の返却回送にも願い叶って立ち会えたので、とても嬉しく感じています。特に、恐らく今後もあまり見ることが出来ないであろうS11編成が本線に鎮座する光景を無事この手でカメラに収めることが出来たのは一番の収穫だったのではないかな。さて、今回の上信越地方への遠征も残すところあと1日。遠征最終日となった18日は朝から上越新幹線内で活動をし、E2系N編成充当の集約団臨などを迎え撃っていました。最終日も充実した1日だったので、それを綴った次の『満喫編』の方も是非引き続いてご覧下さいね。
*** 探訪編 終 ***



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